土日は、武術の稽古へ行ってきました!
んん?なにこの赤いの?
と思われた方。
これは新陰流という古流剣術で使う竹刀で、袋竹刀というものです。
武術のなかでも、レトロに思われる古流剣術です。
今回、武術と整体というタイトルのブログです。
一見、剣術と整体はなんの関係も無い様に思えると思います。
「木刀とか刀を振り回してて、どうして人をよくできるの?」
ですよね。
少し古武術を知っている人は
「なんで柔術(柔道などの元になったもの)じゃなく剣術?
と思われると思います。
確かに、柔術の方が
人の身体を直接触ったり、捻ったり投げたりするので
イメージとしては分かりやすいですし
整体術とセットな古流柔術も少なくありませんので
単純に考えれば、確かに柔術の方が関係性はあります。
ところが
その柔術と剣術は深い関わりがあります。
実は、空手でさえ剣術とは深い関わりがあるのです。
それどころか、古流剣術は
お能や、茶とも影響しあっているんです。
日本の身体使いのエッセンスが古流剣術にはあるんです。
ところが、今の武道や格闘技では剣術を重要視しませんし
一部では完全に無視されています。
剣道家も古流剣術で、真っ直ぐ振ることは出来ません。
しかし
この身体使いを少し習得するだけで
整体の効率が凄く良くなるんです。
極端に言えば
立ってるだけで、お客さんの身体のバランスが少し整います。
修得していけば、剣術の腕前はもちろん
どんどん整体が良くなっていくので
柔屋整体院では、とても重要視しています。
今回は東京から、剣術の大先生に来て頂いての稽古でしたので
特に勉強をさせて頂き、大いに刺激を受けました!
また、復習稽古をキッチリして
整体にフィードバックして行こうと思います。